15って数字どっから来たんだろうね?


どうも。
漫画好きとは言うものの最近の週刊少年誌についていけてない6号です。

サークルチェックやら何やらで日記更新する暇なんてまるで無かったんですが、そんなことしてるうちにDN界隈では何か面白そうな企画が流行ってるじゃないですか。
鬼畜さんが「絶対食いついてくると思ったのに」と言う漫画15企画。まあ確かにそうですね。これに反応しないと僕じゃないですね。

と言うことで個人的ベスト15。
一応好きな順番で並べてみましたが正直甲乙つけ難いものが多すぎたんで順位にあまり意味はないです。競うところ違うしね。


15/『皇国の守護者』伊藤悠
・戦争漫画と言うジャンルを、決してマニアックになり過ぎずに表現した稀有な漫画。戦争を描きだすのに兵器を軸にしないその作風は臨場感と恐怖感たっぷりに読者に訴えかけてくる。これから、と言うところで打ち切りになってしまったのは本当に惜しいですが、其処まででも十二分に楽しめます。

14/『魔人』大暮維人
・何でこんな漫画かけるのに『天上天下』は……と思わず唸ってしまうほど面白い作品。人間対人外の構図を上手く活かしながら最後の最後で正に人間チートで乗り切るその姿に全僕が惚れた。デコッパ良いキャラし過ぎ。

13/『夜の燈火と日向のにおい』鬼魔あづさ
・ストーリーどうこうでなく雰囲気と言うか空気感が好き。まあ他人に貸す時は2巻から貸してますがねwww
たまに妻と娘に先立たれた父ちゃんの姿に涙が堪え切れなくなる。

12/『ゴールデンデイズ』高尾滋
・最終巻に持っていかれたで賞NO1。ラスト近辺にページを捲りたくなくなってくるのが微妙に主人公の心情とリンクしてるようでまたそれがグサッとくる。

「みえてるかあ」

11/『秘境探検ファム&イーリー』田中久仁彦
・僕としては珍しく絵の評価でランクイン。話も面白いんだけど単行本化されてないのが多いので読むのは不可能かもしれない。最後の方どうなったんだか?

10/『寄生獣』岩明均
・胸が!!胸が痛い!!
日常から一気に切り替わる非日常の世界、すぐそばにあったものが崩れさる恐怖と悲しみ、残酷な現実をこれでもかと言うくらいに見せつけておきながら、それでもなお人間であろうとする主人公の姿に胸が痛い。
具体的には3巻60ページ。

ああああ。

9/『サイコスタッフ』水上悟志
・短期連載漫画の最高傑作。最初からゴール見えてたからこんな漫画が描けたのかもしれない。カバー裏の作者コメに「ああ!!」となって壁を叩く人多数。

8/『鋼の錬金術師』荒川弘
・少年漫画の王道を行きながら最後の最後まで緩まなかった、大長編の中では類稀な傑作。綿密に張り巡らされ過ぎた伏線にも混乱することなく読み切れたのは構成力の高さゆえでしょうか。『百姓貴族』も合わせて是非。

7/『トライガン・マキシマム』内藤泰弘
・男は黙って背中で語る漫画。グッサリくる台詞回しやら、いちいち格好良いガンカタやら、男なら熱くならない訳が無い。漫画そのものの格好良さとかスタンスって意味では一番好きかもしれない。新装版でカバー裏のアレが無くなって切ない思いをしたのは僕だけではないはず。

6/『レヴァリアース』夜麻みゆき
・幻想的な雰囲気を見事に演出しきったファンタジー漫画の傑作。ファンタジーの王道を行きながらも残酷なだけの展開にはならず、登場人物たちの人間臭さや魅力を上手く描いて共感できる話にしているのは今見ても凄いと思う。
あとラストシーンは何度見ても神。

5/『お迎えです。』田中メカ
・泣ける漫画部門第1位。なんかもう涙腺が緩んでしょうがない。とは言っても悲しくてボロ泣きとか悔しくてボロ泣きとかそんなんじゃなく自然と目が潤ってくる不思議仕様だから安心。その上読み終わった後は妙にさっぱりするもんだから病みつきになる。
冷蔵庫からホッカイロが出てきたシーンなんかもう……!!!

4/『王ドロボウJING』熊倉裕一
・とにかく世界観が好きな漫画。作品の主題が一遍ごとに変わり、それに沿ったストーリ-が登場人物とともに魅力的に展開していく。難しいことは考えずに楽しめる、まるで映画のような漫画。それでいて最後の最後はキッチリ決めてくれる辺りが実に素敵。
終わり方なら第7監獄だけど話全体ならやっぱり時間都市かな。ミラベル可愛いよ。

3/『まじかるストロベリィ』まつもと剛志
・優しい漫画。それ以外の表現方法が思いつかないが本当にそんな漫画。
誰も傷つけないように、誰でも読めるように描き出されているその空気感にはただただ圧倒されるばかり。比べたり競ったりすることに疲れたら是非。

2/『ジョジョの奇妙な冒険Part5』荒木飛呂彦
・あえてジョジョから挙げるならば第5部。正にジェットコースターのような高速展開を発想と機転で乗り切るその姿は、力押しと努力だけで乗り切ろうとする脳筋漫画とはまた違った「人間の強さ」を見せつけているかのよう。他のジョジョ以上に話の連続性が大事になっているので一気読み推奨。夜中に読みだすと朝になってしまうので気をつけましょう。

1/『G戦場ヘヴンズドア』日本橋ヨヲコ
・読んでる途中に心臓がバクバクいって足もとがふらついてきて知らぬ間に涙どころか吐き気まで出てきて手まで震えてくる、あらゆる意味で衝撃的な漫画。
それでいて読み終わった後には清々しい気分になってるんだから凄い。
最後のシーンが、まるで全てが救ってくれるように感じられる。
本当に素晴らしい漫画ってのは『死にたくないなあ』と思わせてくれるんだと実感した。



こんな感じですかね。

連載終了した漫画だけで行けそうだったのでまとめてみました。
並べてから見ると、ある程度誰にでもお勧めできる作品ばかりだったので一安心です。
まあ若干(どころじゃなく)マニアックなのも多いかもしれませんが。
1作者1作品縛りとか無かったらジョジョとかバシとか色々増えてた気がしますが……。
好きなのをあげてくとキリがないので15くらいでちょうど良いのかもしれない。
メチャメチャ悩んだけど。




さて、明日は3日目だ……。


では皆様、よいお年を。

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