とりあえず発売日は忘れてた。


どうも。
詰めの甘さに定評のある6号です。

前回の記事ですが大事なものを幾つか忘れてました。

HAHAHAHA。

と言うことで忘れ物2人。


フェアリーの機械論者/Faerie Mechanist (ふぇありーのきかいろんじゃ)  (3)(青)
アーティファクト・クリーチャー — フェアリー(Faerie)・工匠(Artificer) CON, コモン
飛行

フェアリーの機械論者が場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。あなたはそれらの中からアーティファクト・カードを1枚公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。残りのあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。

2/2


CIP能力付き飛行。別にエスパー専用機なんてことはなく、薬包やオベリスクの需要の高いグリクシスや、バントで飛行を固め取る意味でも強いカードです。
むしろエスパーで使うと仕事しすぎかもしれません。
逆に考えるんだ、“捲れなくても2/2飛行が残る”


セドラクシスの錬金術師/Sedraxis Alchemist (せどらくしすのれんきんじゅつし)  (2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)・ウィザード(Wizard) CON, コモン
セドラクシスの錬金術師が場に出たとき、あなたが青のパーマネントをコントロールしている場合、土地ではないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。

2/2


今回の黒の主役。コンフラックスの青のクリーチャーは優秀なものが多く、また素のスペックの関係で序盤に出すメリットが薄いため、ほぼバウンスできるタイミングでキャストできるクリーチャー。ジャンドが相対的に弱体化したとは言え、バウンスのもたらすテンポアドバンテージは並ならぬものがあり、バント相手でも飛行をバウンスして地上をチャンプ、なんてことをやってのけてくれます。攻めのバウンスで使えればもう言うことなし。≪狂った怒り≫や≪忌むべき者の頸木≫、そして≪忘却の輪≫などエンチャントもそれなりにあるので戻す対象には困らなさそうです。

さて。
月曜日にドラフトをしてきたので、それを踏まえて実際にやってみた感覚と事前評価を照らし合わせてみたいと思います。


バント;
1位:≪エイヴンの先駆者≫  →≪エイヴンの先駆者≫
2位:≪エイヴンの従者≫   →≪エイヴンの従者≫
3位:≪エスパーの鵜≫    →≪エスパーの鵜≫
4位:≪アラーラの力≫    →≪送還≫
5位:≪ヴィダルケンの異国者≫→≪アラーラの力≫
6位:≪抵抗の微光≫     
7位:≪最前線の賢者≫    

トップ5以下が正直どっこいどっこいだったので割愛。
この上ないテンポカードである≪送還≫はあるものの、その他の除去がアンコモン以外無いも同然なので≪アラーラの力≫などの疑似除去の需要は高いと思います。
この中には書いていませんがその他に≪寄生的な大梟≫や≪エスパーの機械論者≫と言った飛行クリーチャーもおり、コモンに5種類以上の飛行が存在するためアタッカーは簡単に確保できるでしょう。実は賛美を持つクリーチャーがコモンに3種しか存在しないため、そちらの方が確保は困難かもしれません。≪確実性の欠落≫もなかなか使いやすいです。


エスパー;
1位:≪引きずり下ろし≫   →≪引きずり下ろし≫
2位:≪エスパーの鵜≫    →≪エスパーの鵜≫
3位:≪寄生的な大梟≫    →≪寄生的な大梟≫
4位:≪ヴィダルケンの異国者≫→≪グリクシスの錬金術師≫
5位:≪エイヴンの先駆者≫  →≪フェアリーの機械論者≫
6位:≪ゾンビの異国者≫   →≪ヴィダルケンの異国者≫
7位:≪ヴェクティスの工作員≫→≪送還≫

今回の筆頭株である≪エスパーの鵜≫が一番使いやすい断片の上、その他のクリーチャーの質も高く、優秀なcip能力も多いため≪送還≫の威力も高い、とかなりパワーアップしているように感じます。
バントでも優秀な2匹のエイヴンに加え≪黒光りのガーゴイル≫もエスパーならばかなりの強カードになる為、上記の物以外にも使えるカードは多いです。
アラーラにおける色の軸が青黒だったのに対し、コンフラックスでは青白が軸になる為色のバランスは多少ややこしくなるかもしれません。
≪天球儀≫や≪断ち割る尖塔≫は是非ともピックしておきたいです。


グリクシス;
1位:≪焦熱の落下≫   →≪焦熱の落下≫
2位:≪闇の感情≫    →≪闇の感情≫
3位:≪引きずり下ろし≫ →≪引きずり下ろし≫
4位:≪ゾンビの異国者≫ →≪グリクシスの錬金術師≫
5位:≪寄生的な大梟≫  →≪寄生的な大梟≫
6位:≪淀み水の精霊≫  →≪送還≫
7位:≪忌むべき者の頸木≫→≪最前線の賢者≫

除去は優秀ながら黒のクリーチャーの質が低く、赤の強クリーチャーである≪クラニオセロス≫が使いづらいため、必然的にクリーチャーは青に頼ることになります。≪黒死病のカターリ≫や≪淀み水の精霊≫など、最強色である緑へのアンチカードは多いですが、勝ち筋になるカードが少ないのとアドバンテージにつながるカードが少ないので≪最前線の賢者≫はキーカードになりそうです。


ジャンド;
1位:≪焦熱の落下≫   →≪焦熱の落下≫
2位:≪闇の感情≫    →≪闇の感情≫
3位:≪マトカの暴動者≫ →≪引きずり下ろし≫
4位:≪引きずり下ろし≫ →≪燃えさしの織り手≫
5位:≪燃えさしの織り手≫→≪マトカの暴動者≫
6位:≪野生のレオトー≫ →≪忌むべき者の頸木≫
7位:≪忌むべき者の頸木≫→≪アラーラの力≫

あんまり変わってません。強いて言うなら白が無い分≪燃えさしの織り手≫の評価が高いことでしょうか。≪燃えさしの織り手≫≪マトカの暴動者≫を始めとする優秀なクリーチャーの多い緑が軸になるのですが、コンフラックスはコモンに貪食持ちがいない上、今までのジャンドのシナジーと噛み合うカードが少ないため、デッキ全体のパワーは下がるかもしれません。ある意味ティムに耐性ができたと言えなくもないですが……。


ナヤ;
1位:≪焦熱の落下≫   →≪焦熱の落下≫
2位;≪マトカの暴動者≫ →≪マトカの暴動者≫
3位;≪エイヴンの先駆者≫→≪エイヴンの先駆者≫
4位;≪クラニオセロス≫ →≪燃えさしの織り手≫
5位;≪野生のレオトー≫ →≪クラニオセロス≫
6位;≪闇の感情≫    →≪闇の感情≫
7位;≪燃えさしの織り手≫→≪アラーラの力≫

全般的にカードが強いです。異国者が若干弱いことを除けばクリーチャーの質も高く、タッチカラーなどを一番積極的に狙っていくアーキタイプだと思います。
実は異国者を始めとする2マナ域クリーチャーの点数が他の色より低めなので、テンポナヤやステロイドカラーも可能かもしれません。
他にも≪標のビヒモス≫や≪野生のレオトー≫など生き物にはことかかないのも良し。≪アラーラの力≫は4以上になると威力がやばいので≪マトカの暴動者≫と合わせてタッチ2色等の作戦もありかもしれません。また≪爆発する境界≫はそのダメージが案外勝敗を左右することも少なくないので、色安定も含めてデッキに起用するべきカードではないかと思います。



こんなところですね。
試していないアーキタイプやカードが多いので、この先評価は変わるかもしれませんが、既存のものをそのまま引き継ぐのであればそれほど難しいことはないと思います。

今度機会があればコンフラックス参入後のアラーラのカードの評価を挙げてみたいと思います。


それでは、また。


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